こちらのページではアピオの家族葬を行った経緯と葬儀費用などを紹介しています。
家族が亡くなったら
まず初めに家族が亡くなったらアピオのフリーダイヤルに連絡を取ります。
※心配な場合には亡くなられる数時間前でも連絡をしておくと良いかもしれません。
亡くなられた病院や施設などを伝え、遺体の移動を行います。
遺体の移動先はアピオのホールもしくは自宅の選択が出来たので、もちろん自宅に移送してもらいました。
自宅に安置してもらう方が本人にとっても希望でしょうし、近所の方も顔を見に来る事が出来るからです。
アピオでは24時間365日対応してくれるので、夜間でも対応してくれます。
私は深夜0時頃移動でしたが自宅に移送して頂き、葬儀前の準備まで対応して頂きました。
アピオを利用した経緯
母親はアピオに積み立てをしていたので、葬儀はアピオを利用することは決めていました。
家族葬にした理由
母親はあまり交友関係が広くなく、趣味といった趣味もなかったため、家族や身近な人間だけでの葬儀を考えていました。
すでに母親の兄弟も亡くなっているので、父親の親戚関係が葬儀に来るくらいだと考えての選択です。
もし、交友関係が広かったり、兄弟がまだ存命だったりした場合には通常の葬儀を選択していたかもしれません。
担当者
アピオの担当者は一番初めに来られる営業さんと、セレモニーホールで担当される二名の方が主にかかわってくれます。
基本的に営業さんは初日のみで、それ以外はセレモニーホールの担当者がさまざまな説明を行ってくれます。
葬儀の打ち合わせ
遺体を移送した翌日、アピオの営業の方が来て葬儀の打ち合わせを行います。
葬儀のプラン、お香典返し、初七日の注文などについての打ち合わせになります。
火葬場の予約
葬儀プランの打ち合わせの前に、火葬場の契約をします。
火葬場の契約には死亡届が必要になりますので、死亡届と印鑑を用意しましょう。
死亡届と印鑑をアピオの担当者に渡し、火葬場の契約をお願いします。
火葬場の契約が出来た後に、火葬場の時間に合わせて葬儀のスケジュールも考えていきます。
葬儀プランの打ち合わせ
葬儀プランの打ち合わせは営業さんが対応するため最初はそれなりのプランから話をされます。
営業さんもアピオの社員ですので、利益を追求した提案をされることを理解しておきましょう。
営業ですので、それなりの費用をあげる事が使命ですので仕方がないのかもしれませんが・・・。
正直、私はそれほどお金をかけられないので、家族葬のリーズナブルなプランにしました。
最初に提示された葬儀でしたら葬儀は行う気はありませんでした。
香典返しの打ち合わせ
香典返しは2,500円のものを用意し、お返しに不足している分を別に後日届ける方法にしました。
香典返しの数量は意外に必要になるので、予定数量よりも多少多めに用意することをおすすめします。
香典返しは利用した分の支払いになっており、余った分は費用が発生しないので、多めに用意が良いと感じました。
こちらの部分は、アピオの担当の方のアドバイスを受けたことで香典返しが不足することはありませんでした。
初七日忌の料理打ち合わせ
葬儀後、初七日忌を行う場合、料理の用意が必要となります。
私は家族葬という事で近親者のみで行う予定でしたので、ハッキリとした数量が出ましたが、初七日に参加する数が予想つかない事があると思います。
そういった時は親戚の慣れた方に相談が一番だと思いました。
3つほどコースが用意されていますが、予算に合わせて選びましょう。
ちなみに、1食5,000円からとなっています。
写真の用意
遺影を制作するために故人の写真を用意する必要があります。
最近ではデジタル化している為、写真のアルバムから用意ができると思います。
SDカードやUSBスティックに保存し、担当の方に渡します。
私の場合はメールに添付し送信を行いました。
お見送り
お通夜の前にセレモニーホールへの移動があります。
喪服に着替え、遺体の移動が来るまで待機します。
遺体の移動の際に、お見送りがあるので、近所の方などお見送りしたい方に集まっていただきます。
喪主もしくは代理人が遺影を持ちセレモニーホールへ亡くなられた方と一緒に移動します。
納棺
セレモニーホールに移動し、納棺、お通夜が行われます。
納棺では住職の読経があり、納棺を行います。
お通夜
納棺の後に祭壇に移動し、お通夜まで時間を過ごします。
受付の方は担当者の方から説明を受け、受付で準備を行います。
流れ的にはお香典を受け取り、中身を確認し、香典返しのチケットを渡します。
中身の確認の際に、参列者に記帳を行って頂きます。
問題になるため、お金に関するものはアピオの方は一切かかわらないので、お金の管理はしっかり行いましょう。
セレモニーホールには鍵付きロッカーがありますので、貴重品などを保管する事が出来ます。
喪主がする事
お通夜の際、読経中に焼香台の横に立ち、参列者の方に挨拶をしていきます。
葬儀当日
お通夜の翌日、葬儀になりますが、スケジュールの調整により火葬が葬儀の前になるか後になるか変わってくると思います。
私の場合、火葬後に葬儀の流れでしたので、お別れ式、火葬場、葬儀のスケジュールになりました。
お別れ式
お別れ式は故人と最後の別れになります。
花や棺桶に入れたい品を入れつつ、個人との別れをします。
私の場合、一番安い色花のオプションをつけましたが、オプションが無い場合には白い菊の花のみでかなり質素な棺桶だったと思います。
追加の花のオプションは利用してよかったと実感しています。
火葬場移動
お別れ式の後に火葬場の移動になります。
一人が車の助手席に乗り、遺影を持ち移動するので、誰が車に乗るのか?決めておくと良いと思います。
火葬
火葬場にて住職の読経、のちに火葬となります。
火葬には時間がかかるので、待ち時間をどのように過ごすのか?をはじめの打ち合わせで話をすると思います。
私の地域の火葬場では待機室の利用に費用がかかりますが、利用しました。
実際に利用してみて、火葬場に参列する方が少ないようでしたら利用しなくても良かったな・・・と思いました。
骨拾い
骨拾いは喪主が骨壺に入れる役割を行い、参列者は喪主に骨を渡していきます。
何回か骨拾いを行った後に、担当者の方が専用の道具でまとめてくれます。
最後に、喪主が顎、咽喉ぼとけ、頭の骨を入れて終了となります。
セレモニーホール移動
火葬の後に自分たちの車でセレモニーホールへ戻ります。
骨壺、遺影を持っての移動となりますので、家族協力して乗り合わせをおすすめします。
葬儀
火葬場から戻ってくると葬儀になります。
葬儀に参列する方が待っていますので、受付をする方は早めにセレモニーホールへ移動しましょう。
受付は前日のお通夜と同じですので、記帳をして頂きお金の確認、保管となります。
葬儀もお通夜と同じく喪主はお焼香される方にお辞儀を行います。
読経が終われば葬儀の終了となります。
初七日忌
初七日はセレモニーホールの別室に用意されています。
故人、住職、参列者での食事会となります。
食事代は一番最初の見積もりに入っていますが、ドリンクは別料金になりますので、飲めば飲むほど費用がかかります。
夏場でしたので、料理の持ち帰りはできませんでした。
葬儀費用
アピオを利用した葬儀費用は家族葬でおおよそ80万円くらいでした。
アピオの会費積み立てが半分くらいあったので、残りの費用が持ち出しになりました。
葬儀の場合、香典返しやお坊さんのお布施などそれ以外にもかかるので、やはり葬儀は費用がかかりますね・・・。
葬儀プランについて
葬儀のプランはリーズナブルなプランでしたが、貧相な祭壇だとは私的には感じませんでした。
確かにお金を掛ければ豪華な花々のある祭壇だと思いますが、そこまでお金をかける気はありませんでした。
感想
正直、自分からすると人間の死でお金を稼ぐシステムが出来上がっていることが残念です。
葬儀はそもそも故人を偲び送り出す儀式ですので、お金を掛けなくても良いと思っています。
今回の家族葬はお金をかけないと思っていたのですが、やはり死でお金を稼ぐシステムが出来てしまっている現在では、仕方の無い事なのかもしれません・・・・。
とはいえ、葬儀に携わっていただきました皆さんに感謝します。

